ものづくりエンジニア育成Conference
~イマドキ技術者に必要なスキルとは?10年後のエンジニア像を見据えて~
ものづくりを取り巻く環境は、現在、かつてない激変の渦中にあります。
生成AIの急速な普及、人材獲得競争の激化、そして予測不能な世界情勢。
このような先行き不透明な時代において、エンジニアにはどのような資質が求められ、どのような育成がなされるべきか。
本カンファレンスでは、単なるスキル習得の議論を超え、次世代のものづくりを担うエンジニアに必要なマインドセットと技術的素養について、登壇者と参加者の皆様が共に考え答えを探ります。
10年先を見据えた際に、今、何を考え何をすべきなのか? エンジニアとしての原点を見つめ直し、未来を創造するための場として、 関連する多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
| タイムテーブル | |
|---|---|
| 12時 | 受付開始 |
| 12時30分ー12時40分 | 開催挨拶 (株) Maicom 代表取締役 茂木麻衣子 |
| 12時40分ー13時45分 | 基調講演 これからの技術者に必要な要素とは? 『二刀流ノススメ』 TOTO株式会社 フェロー 北角 俊実 様 |
| 13時45分ー14時 | 休憩 |
| 14時00分ー14時30分 | ユーザー講演 (仮)顧客起点で高めるエンジニア育成と開発力強化 ~メカ設計とプロジェクトマネジメントの実践事例~ オムロン株式会社 インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー 商品事業本部 センサ事業部 第1開発部 部長 村田 謙治 様 |
| 14時30分ー15時 | 講師講演 アイデアを生む人、仕組みを作る人 ~10年後の製造業を生き抜くための「タレント人材」~ 田口技術士事務所 田口 宏之 様 |
| 15時ー15時15分 | 休憩 |
| 15時15分ー15時45分 | ユーザー講演 3DCAD導入のリアル~理想と現実のギャップ~ 村田機械株式会社 CFA第2技術部 技術管理課 課長心得 原田 大輔 様 |
| 15時50分ー16時30分 | パネルディスカッション 「未来のスキルマップ」(仮) |
| 16時30分ー16時40分 | 閉会 |
| 17時00分ー18時45分 | 懇親会(会場:京都テルサ内 うどんダイニング凛) |
講演者/講演タイトル紹介
TOTO株式会社 フェロー 北角俊実 様
基調講演
これからの技術者に必要な要素とは? 『二刀流ノススメ』
成熟する社会、足るを知る賢い消費者、それに伴ってコモディティー化する商材であふれる事業環境。それと同時に進行する生成AIをはじめ各種技術面での革新的な進化の数々・・・
我々技術者を取り巻く環境はかつてないほど急速にそして大きく変化しています。
このような環境変化の中で技術者が存在価値を発揮し、そして生き残っていくためには何が必要なのか?そもそも何をもって技術者とするのか?従来の価値観やバイアスを排除した新たな視点で考える時期にきていると思われます。
本講演では少々変わったスキルと経歴でTOTOフェローに上り詰めた演者が自身の経験を踏まえて得たもの、大切にしてきた考えについて講演します。
オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
商品事業本部
センサ事業部
第1開発部
部長 村田 謙治 様
ユーザー講演
仮)顧客起点で高めるエンジニア育成と開発力強化 ~メカ設計とプロジェクトマネジメントの実践事例~
開発力を個々のスキル向上に留めず、組織として継続的に成果を生み出す要素として、戦略(事業・技術)・アセット(技術・知識)・プロセス・マネジメント・インフラ・風土を含む開発力体系の構築に取り組んできました。本講演では、新商品開発を題材にアセット強化に紐づく①顧客要件を起点に設計要件へ落とし込むメカ設計の進化と、マネジメント強化に紐づく②挑戦しながらも予定通り完遂できるプロジェクトマネジメントの実践事例を紹介します。
①従来の仕様追従型のメカ設計から脱却し、開発メンバ自らが顧客要件の定義に関与することで、顧客価値を高める設計提案や、課題発生時に顧客起点で判断・提案できる状態を目指した取り組み。
②新商品テーマ内のタテ・ヨコの分断により状況やリスクが見えない開発から、CCPM・全員参加型リスク管理、進捗の見える化とマネジメント判断を軸に、安心して挑戦し計画通りに完遂できるプロジェクト運営へ転換した取り組み。
田口技術士事務所
田口 宏之 様
講師講演
アイデアを生む人、仕組みを作る人
~10年後の製造業を生き抜くための「タレント人材」~
企業研修やコンサルティングを通じて、多くの管理者や技術者と接する中で、両者の深刻な認識ギャップを感じています。管理者は「現場の能力や意欲不足」を嘆いて研修等を企画する一方、現場は「管理側の仕組みづくりが不十分だ」と不満を抱いています。
激動の時代において、現場のアイデアを吸い上げ、付加価値の向上に繋げる仕組みを構築することが不可欠です。その実現に向けて私が感じているのが「タレント人材」の必要性です。アイデアを生み出すこと(ボトムアップ)も、それを吸い上げて形にする仕組みを作ること(トップダウン)も非常に難易度が高く、誰にでもできることではありません。だからこそ、「タレント人材」を見出し、その役割を任せることが重要になります。では、このタレント(才能)は天性なのか、環境によって育つものなのか。私自身は明確な答えは持っていませんが、本講演やパネルディスカッションを通じて皆様と共に考えを深めたいと思います。
村田機械株式会社
CFA第2技術部 技術管理課
課長心得 原田 大輔 様
ユーザー講演
3DCAD導入のリアル~理想と現実のギャップ~
3DCADを導入し、「3Dモデルの情報による業務効率化」や「干渉チェックによるミスの削減」といった魅力的な言葉が並びます。しかし現場に導入してみるとさまざまな問題に直面しました。
本講演では、3DCAD導入を進めている経験から、「こうなるはず」という理想を実現するために直面した現実のギャップについて、率直にお話しします。すべてを3DCAD設計で進めたいが2DCAD設計が継続する現実、モデルデータ管理の複雑さ、各工程の連携の問題など、取り組んでみて見えてくる実状を共有します。同時に、これらの壁に対して、どのような取り組みを行ってきたかについても紹介いたします。
「3DCADは魔法のツールではない。しかし、苦労を乗り越えた先に価値がある」——これから導入を検討される方、導入途中で課題に直面されている方に向けて、現場目線の本音トークをお届けします。