実験で学ぶ振動原理
#物理#実験#振動
1~2日間
~実験を通して振動の原理を理解する~
実験で学ぶ振動原理
~強制振動を中心に
本講座では、V&Vの視点から理論の実現象への適用を俯瞰しつつ、振動の原理を学びます。シンプルなモデル振動実験を実施しながら自由振動・強制振動・1自由度系・多自由度系、微分方程式の意味するところ、固有値/固有ベクトルの原理を学びます。実験が中心のため、これから振動問題に取り組まれる方にもオススメです。
- 学習ポイント
・V&V(Verification&Validation)の観点から実現象への理論適用に関する視点を身に付ける
・1自由度~多自由度の強制振動の原理を学ぶ
・固有値/固有ベクトルの原理を学ぶ
担当講師 | 岐阜大学 工学部准教授 永井学志氏 |
対象者 | ・振動現象の原理原則を理解したい方 ・CAEの固有振動モード解析を理解したい方 ・これから振動問題/振動解析に取り組まれる方 |
講座レベル | 基礎~中級 |
講座形態 | 座学+実験 |
タイムテーブル
時間 | 内容 |
10:00~10:45 | はじめに 用語・基本・公式の確認 1自由度系の自由振動についてモデル化・定式化・解の特徴を概観 |
10:45~12:00 | 単振子の強制振動 おもりとワイヤで振子を作成し観察 加振装置を利用し共振の発現と状況を観察、理解する |
12:00~13:00 | 昼休み |
13:00~13:30 | 単振子の強制振動の続き |
13:30~15:00 | ばね振子の強制振動 ばね定数の同定、固有振動数の予測と加振装置を使った実測 ディスカッション→予測値と測定値は合う?合わない?その根拠は? |
15:00~15:30 | 工学応用:共振と振動絶縁の応用例紹介 |
15:30~16:30 | 多自由度系の強制振動 加振装置を使った多自由度系強制振動の観察及び xlsを利用した理論モード解析による固有値の原理を学ぶ |
16:30~17:00 | まとめと質疑応用 |
※実験はグループ(1Gr/2~3人程度)で実施。実験部分は時間/進行状況によりますが、各グループより発表いただく場合があります。
※内容は予告なく変更となる場合がございます。