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機械学習の工学問題への適用~材料力学編

#機械学習#CAE#設計

1日間
~「機械系エンジニアのための」機械学習を学ぶ~
機械学習の工学問題への適用~材料力学編

本講座では、身近な力学問題を通じて、工学問題における機械学習の適用に際して注意すべき点が学べます。
材料力学における「単純支持はりのたわみ」の問題を具体的な演習題材としながら基礎的な考え方を学ぶと同時に実践的な視点も養います。

・よく知っている問題(梁のたわみ)を通して理解を深める
・データ次第であり、エンジニアがコントロールできるということを理解する
・良い学習方法は最終的な高精度化を目指す際に意味が生じることを理解する
・データは2つのアプローチがあることを理解する:入力データ設計orデータ数
・度数分布の重要性を理解する

担当講師近畿大学 理工学部教授 和田義孝氏
対象者・機械学習を設計/解析業務に取り入れたいメカ系エンジニアの方、興味のある方
・すでに業務として行っている主に初学者の方
・設計/解析部門の技術者の方
・機械学習を具体例から理解したい方
・機械学習の利用方法と理解に困っている方
講座レベル基礎
統計基礎(基本用語の理解)
Python基礎(環境構築と1画面に収まる量のプログラミングと実行ができることが望ましい)、
材料力学の基礎(はりの曲げについての理解が望ましい、全く知識がない方は教科書にて予習をお願いしたい)
講座形態座学+演習

タイムテーブル例

時間内容 
9:30~9:45本講義の目的~なぜ材料力学を対象とするのか座学
9:45~10:20機械学習の基本
~適した機械学習アルゴリズムとは
座学
10:20~10:50早く収束化させるための正則化技術座学
10:50~11:00休憩 
11:00~12:00最も重要なデータ拡張座学+実習
12:00~13:00昼休み実験
13:00~13:40データ生成の2つのアプローチ(座学)座学
13:40~15:10単純支持はりのたわみ学習その1
~入力パラメータ設計によるデータ
座学+実習
15:10~15:20休憩 
15:20~16:50単純支持はりのたわみ学習その2
~大規模データ
座学+実習
16:50~17:30ディスカッション(どの方法が良いのか、どう使うかなど)、Q&A